第0回CCH賞 受賞作品決定
11月9日(土)に開催された「第0回CCH賞」審査会にて以下の
作品が受賞されました。
受賞者の皆さんおめでとうございます!
審査講評
コピーの公募賞WAHのスタートから10年。当時から「いつかは実際の仕事を」と夢をあたためていたのですが、どうしてそれが今だったのか。正直よく分かっていません。すごい求心力を持った一人のキーマンがいるわけでもなく。組織を元気にするよそ者、若者、バカ者がいるわけでもなく。偶然とタイミングが重なって機が熟した、としか言いようがない。そう、なにか不思議な見えざる力が働いているかのような。だから、こう思うようにしています。CCHは「社会からのオーダー」だったのだと。
初の審査会を「第0回」と銘打ったことで、実は内々のプレイベントのつもりだったのが、むしろ「はじまるぞ感」バリバリで全開スタートすることになるという、これもまた見えない力の仕業かもです。
当然、応募された作品もクライアントの、ひいては社会からのオーダーを受けてカタチとなったもので、賞で優劣をつける以前に全70作品それぞれにゆるぎない必然性をもって存在しています。グランプリを決する最終審査で5人の審査員の票が割れて決選投票を繰り返したのは、どの作品もコピーライターがしゃしゃり出るのではなく、企業や商品の必然性に輪郭を与える必要な言葉だけがそこにあったからと思います。
グランプリの「カープ餃子」は、「一勝に一度は、食わんと。」のチャーミングなブランドメッセージを土台に、エンタメした商品メッセージがシリーズ展開するというもうお手本のような精緻な構造でした。シリーズの場合、面白くないものがひとつでも混ざっていると全体の足を引っ張るものですが、この作品はシリーズのレベル感にブレがなくコピーライターのたしかな地力を感じました。
グランプリはこれぞ広島!でしたが、応募資格を「広島ゆかりの制作者または広島ゆかりの広告主」の仕事としたことで、多様なエリアの作品が集まったのもCCH賞のユニークさ。リモートでエリアを越えた仕事をすることが日常となったコピーライターの可能性をそんなところにも感じています。いつか、広島と全国と海外のクライアントの作品がしれっと並ぶ風景が普通になる、なんてね。
最後に、特別審査員を引き受けてくださった高崎卓馬さんに深く感謝いたします。実は2020年のWAHでも審査員をお願いしたのですがコロナで審査イベントは中止に。途方に暮れていると「こういう時こそ何かやろうよ」と高崎さんがバーチャル審査的に「クリエイティブ・クリニック」を寄稿してくださり、たくさんの学びと勇気をもらいました。
(ぜひご一読ください→ https://note.com/wah/n/n416ee9b56dc4 )
あの時イベントができなかったことも今のCCHにつながっている気がして、審査員は高崎さんにお願いしたいと心に決めていました。ありがとうございました。
第0回CCH賞 実行委員長 後藤耕太
第0回CCH審査会
特別審査員 髙崎卓馬さん
トークイベント
発足記念プレ企画
2025年予定の第1回CCH賞に先んじて、
「第0回CCH賞」審査会を開催します。
2025年予定の第1回CCH賞に先んじて、「第0回CCH賞」審査会を開催します。
CCHに関わってくださる皆さまにご挨拶する場を設けたい。
でも、フツーのプレイベントはつまらない…。
だったらいっそ「審査会そのもの」をやろうじゃないか。
ということで「第0回CCH審査会」をプレ開催します。
第0回、といっても本気でいきます。ゲストも豪華です。
CCHに関わってくださる皆さまにご挨拶する場を設けたい。でも、フツーのプレイベントはつまらない…。
だったらいっそ「審査会そのもの」をやろうじゃないか。ということで「第0回CCH審査会」をプレ開催します。第0回、といっても本気でいきます。ゲストも豪華です。
公開審査会ですので参加は自由。ぜひ足をお運びください。
特別審査員として髙崎卓馬さんをお招きしました。
公開審査会ですので参加は自由。
ぜひ足をお運びください。
特別審査員として髙崎卓馬さんを
お招きしました。
■審査方針
コピーの人事評価
そのコピーはきちんと働いているか。
仕事をサボっていないか。
目的を持っているか。
適材適所で力を発揮しているか。
デザインや映像からパワハラを受けていないか。
もしくはパワハラしていないか。
チームプレーできているか。
リーダーとして企画を引っ張っているか。
あなたが人事となってコピーを評価してください。
■公開審査会
日時:2024年11月9日(土) 10:30〜19:00(終了時間は予定)
会場:旧日本銀行広島支店(広島市中区袋町5-21)
10:00 | 開場 会場はどなたでも自由に入退場できます。 審査の様子もご覧いただけます。 |
10:30〜 | 第一次審査 全応募作品を対象に、CCH会員による投票を行います。 得票数上位[30作品]をCCH賞ノミネート作品とします。 |
14:00~ | 第二次審査 第一次審査通過作品(ノミネート作品)を対象に 各審査員が投票し、得票数上位10作品をCCH賞とします。 |
15:20~ | 第三次審査 第二次審査通過作品(CCH賞作品)を対象に 各審査員が[ベスト3作品]を選考します。 1位を3ポイント、2位を2ポイント、3位を1ポイントとして 最高ポイントを得た[1作品]をCCH賞グランプリとします。 ポイントが同数の場合は、審査員による議論にてグランプリ作品を決定します。 |
16:00~ | 特別審査員審査 全応募作品を対象に特別審査員 髙崎卓馬さんに 特別賞ノミネート4~5点を選んでいただきます。 CCH特別賞1~2点を選出します。 |
17:30〜 | 髙崎卓馬さんトークイベント |
19:00 | 閉場 |
■懇親会 19:30〜(予定)
特別審査員、髙崎卓馬さんと話せるチャンス!
「KeMBY’S BREW PUB」(https://www.kembysbrewpub.com/jp/)にて
懇親会を行います。参加ご希望の方は事前にCCH会員にご連絡ください。
または、審査会当日、会員にお声がけください。
会費:5,500円
審査会前日の11月8日(金) 午後より、作品展示を行います。
見学は自由です。
- 審査会当日も一般の観覧者の方が入場されますのでご配慮ください。
- 建物内の撮影は原則禁止です。
- 会場内では飲食は禁止です。
各賞
グランプリ:1点(CCH賞の中から選出)
CCH賞:10点(一次審査を通過した30点の中から選出)
特別審査員賞
特別審査員
髙崎 卓馬 氏(電通)
株式会社 電通コーポレートワン
グロースオフィサー/エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクター
1969年福岡生まれ。2010、13年に続く3度目のクリエイター・オブ・ザ・イヤー受賞をはじめ、国内外での受賞多数。著書に「表現の技術」(中央公文庫)、小説「オートリバース」(中央公論新社)、絵本「まっくろ」(講談社)など。J-WAVE「BITS&BOBS TOKYO」でMCを担当。共同脚本・プロデュースで参加した映画「PERFECT DAYS」は、2023年のカンヌ国際映画祭で、役所広司さんが最優秀男優賞を受賞
CCH会員審査員
後藤 耕太
野田 幸男
吉田 一馬
角田 雅子
■応募要項
応募資格・条件
「広島にゆかりのある人」または「広島にゆかりのある企業」
広島に関連がある広告作品で、コピーを制作された方ならどなたでも応募できます。
CCH会員、非会員を問いません。
応募期間
2024年10月1日(火) 0:00~10月7日(月) 23:59
※応募は締め切りました。
応募作品
2023年1月1日~2024年9月30日(1年9ヶ月)の期間に、実際に広告として使用された作品
応募いただいた作品は、CCH公式WEBサイトやSNSへの掲載、CCH賞公開審査会での展示・上映に利用させていただきます。
作品に関する著作権、肖像権等については、応募者の責任において処理してください。
権利関係の責任の一切は応募者が負うものとします。
権利関係で何らかのトラブルが発生した際も、CCHでは一切の責任を負いません。
応募費用(審査料)
「グラフィック部門」「動画・音声・デジタル部門」共通
単品:1,000円
シリーズ:1,500円(何点でも一律※)
※ただし、同シリーズにおいて「グラフィック部門」と「動画・音声・デジタル部門」にまたがって応募される場合は、
各部門それぞれでご負担ください。詳細は、応募要項PDFをご確認ださい。
2024年10月7日(月)までに、下記口座へお振り込みください。
広島銀行 本店営業部 普通預金 3975542
口座名義 WAH(ダブルエーエイチ)
※合計金額をお間違いのないようご注意ください。
※振込人名と応募者の名前を必ず同一にしてください
※振込手数料はご本人さまでご負担ください。
応募方法
「原則、現物の持ち込み」とグラフィック部門応募フォームでの受付となります。
※現物がない場合は、応募フォームにてデータでの受け付けも可能ですが、審査はデジタル上(画面上)となります。
応募フォームからエントリー後、作品を審査会前日に、直接会場に搬入してください。
〈応募フォームからの受付期間 〉
2024年10月1日(火) 0:00 ~ 10月7日(月) 23:59
旧日本銀行広島支店(広島市中区袋町5-21)
2024年11月8日(金) 11:00~17:00
ポスターや新聞広告、チラシなど1枚の紙ものは、できるだけ台紙に貼ってください。
「作品添付カード」を作品もしくは台紙右下に添付してください。
※パンフレット、立体物の場合は、展示スペース大の台紙をご用意いただき、その上での展示となります。
※シリーズ作品はできるだけひとつの台紙やパネルにまとめてください。
◎直接搬入できない場合は、宅配便にてお送りください。
宅配便受付:11月6日(水)必着
〒730-0031 広島市中区紙屋町2-2-18 サンモール5F (有)プラネット 宛
TEL 082-546−2075
※送料は応募される方でご負担をお願いします。
※宅配便にて送付される場合、展示の仕方にご要望があればその指示書を添付してください。
動画・音声・デジタル部門応募フォームより作品に関するデータを送信してください。
作品のサムネイルを作品データと同一フォルダに入れて送信してください。
※サムネイル作成については、応募要項をダウンロードしてご確認ください。
ファイル転送サービス(gigafile便、filestrageなど)による送付をお願いします。
その際、データ取得期限は7日以上に設定していただきますようお願いします。
ファイルダウンロードURLをコピーして、応募フォームの該当箇所にペーストしてください。
応募フォームからエントリー後、作品のサムネイルを審査会前日に、直接会場に搬入してください。
〈応募フォームからの受付期間 〉
2024年10月1日(火) 0:00 ~ 10月7日(月) 23:59
旧日本銀行広島支店(広島市中区袋町5-21)
2024年11月8日(金) 11:00~17:00
出力したサムネイルに「作品添付カード」を右下に添付し、直接会場に搬入してください。
応募要項を下記よりダウンロードして、必ず詳細を確認の上ご応募をお願いします。
※2024/9/27 応募要項を一部改訂しました。
9/27以前にダウンロードされた方は、再度ダウンロードの上、内容をご確認ください。
応募は締め切りました。
お問い合わせ先:WAHお問い合わせフォーム