第6回コンペティション受賞作品

多くのご応募をいただきました。本当にありがとうございました!
次回のご応募もお待ちしております!

受賞作品は、エディオン蔦屋家電のPR活動に使用されます。

■エディオン蔦屋家電に行きたくなるキャッチコピー

作品コピー 受賞者
グランプリ 単三電池を買いに来ただけだったのに。  後藤耕太
準グランプリ 「日本に二カ所しかない」が、
「広島に一カ所ある」幸せ。 
吉田一馬
課題提供クライアント賞 買い物は、冒険だ。 大滝さやか
審査員 高崎賞 何も買わないけど、今日も行く。 大滝さくら
審査員 長友賞 二子玉川の次が広島でよかったのでしょうか。 後藤耕太
審査員 富永賞 くらしの”好き”を再発見。
くらしの”好き”を再編集。
碓井眞澄
審査員 野田賞 カデンをフカヨミ 瀬古 満
一般投票賞 ただの家電屋と思うなよ。 大滝さくら
WAH会員賞 買う気がないのに、
行く気がおこる。 
吉田一馬

応募総数:335点

受賞された皆さま、おめでとうございます!

「うちにいよう」応援特別企画!?
特別審査員の高崎卓馬さんが、WAHのために寄稿してくれました!

こんなことにならなければ、広島でトークショーをする予定だった高崎さんが、WAHコンペの審査過程をご本人の著書「面白くならない企画はひとつもない」のスピンオフ版として書き下ろしてくれました。
WAHでしか読めないクリエイティブ・クリニックです! もったいないのでみんなに教えてあげよう!

審査員講評

エディオン蔦屋家電代表者

■審査員賞「買い物は、冒険だ。」について
お買い物の向こう側にあるのは、冒険という名のお客様の新しい暮らし。
「買い物は、冒険だ。」
その冒険のお供に選んでいただけるようなお店でありたい、わたしたちエディオン蔦屋家電の想いです。

■「エディオン蔦屋家電に行きたくなる」キャッチコピー審査を終えて
お客様にとって、エディオン蔦屋家電とはどのようなお店なのか。
今回皆さまからお寄せいただいたキャッチコピーを拝見し、その答えが見えたような気がいたしました。
いただいたキャッチコピーは、お客様が当店に期待なさっていること。
居心地がよく、わくわくするような、お客様に満足していただけるお店であるように、これからも皆さまと共に歩んでいきたいと身の引き締まる想いです。
当店に対して、すばらしいキャッチコピーをお寄せいただきました皆さま、そしてこのような素晴らしい機会をいただきました、WORD AD HIROSHIMAの皆さまに、心より感謝いたします。ありがとうございました。

特別審査員 高崎卓馬

■審査員賞「何も買わないけど、今日も行く。」について
このコピーをみた瞬間、ビジュアルが浮かびました。センスのよさそうなシリーズ広告が浮かびました。
そこにいる登場人物たちがみんないい顔をしていました。

■「エディオン蔦屋家電に行きたくなる」キャッチコピー審査を終えて
選ばれたコピーをぜひポスターにして広島駅に貼ってください!
いつもそこにコピーがあると、みんなの楽しみになると思うので。

2019年HADCグランプリ受賞者 長友浩之

■審査員賞「二子玉川の次が広島でよかったのでしょうか。」について
なぜ広島だったのだろう?と個人的にも思ったので、この謙虚な思いにとても共感しました。

■「エディオン蔦屋家電に行きたくなる」キャッチコピー審査を終えて
たくさんの作品を、本のページをめくっていくように一つ一つ楽しく拝見しました。デザイナーの目線として、このコピーだったらこういうビジュアルがいいかな、などと妄想しながら選びました。
尾道に移住してきて3年。実はまだ「エディオン蔦屋家電」に行ったことがありません。
今回のコピーを見て早く行ってみたいと、さらに気持ちが高まりました。
早くコロナが収束して、遊びに行ける日を楽しみにしています。
貴重な経験をさせていただきありがとうございました。

第5回WAHコンペティション 準グランプリ受賞者 冨永芙海

■審査員賞「くらしの”好き”を再発見。 くらしの”好き”を再編集。」について
自分の好きなものって色々なものを見た上で決まるものですが、様々な暮らしの提案をしてくれる蔦屋家電に行くことで今までの自分の好きとはまた違う、新しい好きが見つかる、そんな素敵なことが想像できるコピーだと思いました。

■「エディオン蔦屋家電に行きたくなる」キャッチコピー審査を終えて
今回はコロナの影響で前回までのように集まって審査というわけにはいかず残念でしたが、1人で熟考することもできる違った良さのある審査会だったのではと思っています。選ぶのが大変なくらい、良いコピーを拝見させて頂きありがとうございました。

WAH代表 野田幸男

■審査員賞「カデンをフカヨミ」について
私、amazonでは本を買わない根っからの書店派です。本のチョイスや陳列で紡ぎ出された本屋それぞれのストーリーを楽しみたいからです。そんな書店としても超一流な「蔦屋書店」の文脈に電化製品を配置したのがエディオン蔦屋家電と言えます。書店が仕掛けた知識欲の動線にあえて身を委ねるように、電化製品の織りなすストーリーを楽しむ。そんなこの店ならではの遊び方を「カデンをフカヨミ」という8文字で簡潔に言い表したこの作品。ベスト50作のコーナーではない書棚からではありますが一掴みしました。

WAH代表総評とお礼

このたびの第6回WAHコンペ「広島コピーまつり」開催にあたりましては、課題提供に始まり、イベントスペースのご提供、広報紙での告知、過去作品の展示、賞品のご提供までご協力いただきましたエディオン蔦屋家電様に心より厚く御礼申し上げます。残念ながら今世紀最大の災禍となりましたコロナウイルスの影響でイベント自体は開催できず、またコンペも大幅に遅れることになり多大なご迷惑をおかけしたことを深くお詫びいたします。審査員の皆様にも、審査会なしのリモート投票・採点による難しさからか再三の審査のやり直しをお願いしお手間を取らせたことをお許しください。

さて、果たして6回目となりました今回のコンペはどんなものだったのか。 当初、完全WEB開催を余儀なくされ運営側では大した盛り上がりは期待できないと考えていました。ところがフタを開けてみると応募335点一般審査投票100票とかなりの盛況。開票のドラマチックな演出はメンバーの間でも「スリル満点」「ドキドキした」と好評を博しました。

初めて参加された方々が多かったのも今回の特徴でしょう。ベスト50に残った約半数が非WAH会員の新人の方という結果。中には親子3人でそれぞれ応募し、複数入賞するという小園?森下?クラスの大型新人の方もいらっしゃり、コンペを大いに盛り上げていただきました。

でもやっぱり特筆すべきはWAHの中堅どころ、耕太、一馬のKKコンビによるワンツーフィニッシュ。特にWAH会員の久々のグランプリ奪取は快挙と言えるでしょう。おめでとうございました。

プロ野球の開幕戦は無観客での練習試合となり、多くの野球ファンを落胆させましたが、意外にも観客の歓声代わりに響く投球音や打球音、ベンチからの発声が聞こえるなど新しい発見もありました。今回のコピーまつりも、すべてをWEBでやり切る新しい試みながら、かなりの盛り上がりを見せ、「コピーの生音」を聞くことができたのではないかと思います。まあ、でも野球もまつりもライブで参加するのが楽しいですよね。

最後になりましたが、コピーを応募してくださった皆様、一般採点をポチっていただいた方々、自粛ムードや規制がかかる中で心折れず最後までまつりを運営してくれた南さん、碓井さん、角田茜さん、素敵なWEB演出を仕掛けてくれた沖坂さんに感謝の意を表したいと思います。本当にありがとうございました。

WAH代表 野田 幸男